インプラント認定医として

院長です。

 

インプラント治療は最近悪い噂が流れていて、手術が危ない、怖いとか

テレビやネットでいろいろ言われていますが、しかしながら失った歯を

取り戻す手段としては、現時点でインプラントは最高の治療だと思われ

ます。昨日も新聞で「歯が抜けた状態を放置しないで入れ歯を作りましょう」

といった記事を見かけましたが、入れ歯がどうしても苦手な方が多いのも

事実・・作ったけど結局入れていないといった方にはインプラントは向い

ているものと思われます。また、インプラントは周りの歯を削らずに独立して

機能するため、健康な歯を削りたくないという人にも最適です。

 

ところが何故こんな悪い噂が流れたのでしょうか?

インプラントは歯周病学・解剖学・咬合と、いろんな要素が必要である

学問ですが、あまりに簡単にインプラントをオプションに取り入れた先生が

多すぎたのではないでしょうか?

インプラントは悪い噂にもめげず、これからも最先端の医療技術をどんどん

吸収して発展を続けていくでしょう。それに追いついていく、たゆまぬ努力

が必要です。常に最高のレベルを維持しようとするのは大変です。そうした

努力を惜しまない医師だけが患者さんに喜ばれる医療が提供できると思います。

 

患者さん側も新しい医療技術に関心を持って、術者の症例数、CT、

手術室などインプラントに必要な設備の揃った医院を自ら選んでいくことも

必要だと思います。これまでの様な医師任せ、クリニック任せでは最善の

治療を受けられない時代に来ているのです。

 

 

投稿日:2013年6月1日  カテゴリー:ブログ

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